シングルマザーの仕事。大変なことは?そして、人は1人では生きていけません。

私は離婚をしてから、看護師になると決めてがむしゃらに突っ走ってきました。

そして、晴れて看護師になれるわけですが、看護師になってからも試練の日々は続きました…。

看護師になったから、はい、ゴール!とはいきません。

これはどの仕事にも言えることなのかもしれませんが、仕事と育児の両立が本当に大変なのです。

言ってみれば、就職してからが本当のスタートだと思います。

大変だったことをまとめてみます。

以下、仕事で大変な事。

①子供の病気

(いつになったら、子供の病気から解放されるんだー?!と泣きたくなります。大きくなれば体は強くなりますから、それまでの辛抱。)

②残業

(保育園も延長保育を利用しても19時くらいまでしか預かってもらえないところが多いと思います。子供が小学生でも、夜遅くまで留守番をさせるのは心配です。学童保育は私の地域では17時までです。)

③子供の行事

(参観日、親子遠足、プール当番や旗当番、役員などなど。子供の人数が多いほど増える増える。)

④夏休みなどの長期休暇

(学童保育もありますが、私の地域では4年生より上の子は学童保育に入れません。)

⑤盆、正月など、保育園や学童が休みになるとき

(盆、正月がお休みの仕事もあると思いますが、職種によってはその日こそ出勤しなければいけない事もありますよね。その時に子供をどうするのか、悩みの種です。)

⑥台風などの災害時

(突然、学校から帰宅しないといけなくなったり、いきなり学校が休みになるときがあります。子供が小学生にもなっていれば、お弁当や冷凍食品などあれば、何とかなるとは思います。でも、災害時にそばにいてあげれないのは不安で心配です。)

⑦子供の習い事の送迎が困難

(子供が何かしたいと言い出しても、送り迎えをしてくれる祖父母の協力があればいいですが、なければ難しいですよね。うちももっと子供たちに何かさせてやりたいのですが、難しいです。かろうじて塾にだけ行けている状況です。)

もっと考えたら思いつくかもしれませんが、どれも子供に関わる事ばかりです。

夫婦2人なら、なんとかやり繰りをして、この膨大な問題に立ち向かえるかもしれませんが、シングルマザーだと近くに協力してくれる実家などがないと、本当に本当に大変だと思います。

私は近くに実家がありましたが、私の母もキャリアウーマンのため、あまり頼れませんでした。

それでも、本当に困ったときなどは仕事を休んで助けてくれました。これだけでも本当に助かったことを覚えています。

だけど、実家が遠方だったりすると、いったいどうやって対処していくのか?と悩みの種ですね。

子供が小さいうちは保育園の行事のみに対処していけばいいのでしょうが、大きくなってくると子供に関わる行事はどんどん増えていきます。

そして、子供も留守番できる年ごろになってきますが、それに伴い留守番させる時間もどんどん増えていきます。本当にこんなことで大丈夫なのかと不安になると思います。子供に大きな負担を負わせているのじゃないかと思ってしまいます。

ファミリーサポート制度って知っていますか?

もしご存知なければ自治体に確認してみてくださいね。

(詳しくは厚生労働省のホームページで見れます。子育て援助活動支援事業 ファミリー・サポート・センター事業)

私の友人のシングルマザーは夜用事があるときに、近所のファミリーサポートのお宅に子供を預かってもらい、夕飯を食べさせてもらっていました。

私は産後、産褥熱が引かず、それプラス出産の影響で1ヶ月歩けなくなりました。(これについてはいつか書きます。)

その時にファミリーサポート制度を利用し、安い金額で夕食作りをお願いしていました。

安いといっても、ちりも積もれば高額になります。上手に利用できればいいと思います。

私の場合ですが、私はご近所のご夫婦にすごく助けてもらっています。

うちの隣にとても親切な方が住んでいて、ここに引っ越してきてから子供たちをすごく可愛がってもらっていました。

私が看護師になったとき、お隣のおじちゃんとおばちゃんが、「桃子ちゃん、子供ちゃんの事が心配でしょう?何かあれば頼ってきてね。子供ちゃんが学童から帰ってきても桃子ちゃんが家にいないから、子供ちゃんはうちに帰ってくるようにしたらどう?」と言ってくれたのです。

もう本当に助かりました。おかげで、子供が低学年の時には、学校の学童が終わったら、お隣のご夫婦の家に18時30分頃までいさせてもらっていました。

感謝してもし足りないです。うちの子もお隣のご夫婦の事を本当のおじいちゃんおばあちゃんのように慕っています。

このように私は運よく周りの人に助けてもらえました。

人の繋がりって、本当に大切にしなければいけないと、シングルマザーになってから学んだことのひとつです。

子供がいて、1人で育てないといけないから、あっちこっちに頭を下げてお願いしてまわらないといけません。

子供が病気になって、仕事を休まないといけなくなれば、職場の仲間に頭を下げないといけません。

実家を頼れば、母に頭を下げなければいけません。

保育園のお迎えの時間が少しすぎれば平謝りです。

でも、そうやって頭を下げて、まわりの人から助けてもらえることでやってこれました。

頭を下げることで、いわゆる弱者と言われる人の気持ちが分かるようになりました。人に頼らなければやってこれない辛い気持ちやジレンマが分かるようになりました。

そして、どんな人でもそうやって助けたり助けられたりしながら、生きていることも分かるようになりました。

子供がいないときは自分は何だって1人でできると思い込んでいました。私は人に何かをしてあげる側の人間で、何かをしてもらわないといけない人間だと思っていませんでした。困ったことがあっても、1人でなんでも対処できたからです。

でも、子供が生まれてから、何もかも1人でするには限界があることを知りました。

シングルマザーは人に頼らなければいけない機会が多いと思います。そこがとても大きな心の負担になると思います。でも、そういった経験は人生において本当に大切なことだと思います。

誰かを思いやったり、共感してあげたり、助けてあげられるようになるからです。

何にも苦労のない人生で、人に頭を下げたり、人に頼らざるを得ない苦労を知らない人生なんて、本当の意味で心が豊かになるのだろうかと思います。

人に頼ったり、助けられたり、泣いたり怒ったりするほうが味のある人生だと私は思います。

赤ちゃんを抱っこして店のレジでもたもたしていると、そっと助けてくれる人がいます。

歩けなくなった時、車いすに乗っていると、「何かできる事はありませんか?」と声を掛けてくれた人が大勢いました。

みんな、知っているのです。頼ったり頼られたりしながら、生きていることを。だから、いろんなことが大変だけど、この大変さを知っていることも意味があることなのだと思います。

私もいつか誰かにそっと手を差し伸べてあげられる人になりたいと思います。

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