再婚後の前夫との関係。①

前夫は子煩悩な人でした。

子供たちもパパが大好きでした。

多くの離婚がそうであるように、私の離婚も泥沼となっていました。

離婚後は前夫と関わりを持ちたくない人は多いと思います。

私もこの離婚で心はズタズタでした。前夫とも元義父母さんともできることなら関わりたくなかったですが、子供たちは前夫や前夫家族が大好きでした。

離婚をすることで、子供の父親がいなくなる事になるのではないかと、離婚を躊躇する人は多いと思います。

だけど、父親が父親であり続けてくれるならば、子供たちは父親と一緒には暮らせないけれど、離婚によって父親を失う事はありません。

さて、この父親であり続ける、という事ですが、養育費を支払うというのがひとつにあるかもしれませんが、それと同じくらい大切なことは、子供と定期的に会って、子供たちと関わり続けていくという事ではないかと私は思います。

子供たちが本当の意味で父親を失う時は、父親が子供に関心を持たなくなり、会わなくなったり、子供をサポートしなくなる事ではないかと私は思っています。

私は自分が前夫に会いたくないからと、子供と父親の面会をさせない、ということには基本的には反対です。

子供と父親は親子であるので、その縁を大人の都合で切らせるということはよくないと思っています。

しかし、世の中にはひどい父親も存在します。子供が危険な目に合ったり、傷ついたりする可能性があるなら、会わしてはいけないと思います。

それと、母親もひとりの人間です。

離婚で心はズタズタに傷ついています。それでも頑張って子育てをしていて、心身ともに疲れていると思います。

そんな中、前夫と子供の面会があることで、余計に自分自身が傷ついたり、疲れすぎて、エネルギーがわかないという状況になることは、よくないと思います。

なので、自分の気持ちが整理できるまで、面会を待ってもらったりしてもいいと私は思います。無理をして倒れたり、イライラしたり、ふさぎ込んだりしたら、子供も辛い思いをしてしまうと思います。

離婚って、それほどの大きなダメージをお互いが負うものであると思います。

そしてそんなダメージを受けていても、育児は立ち止まったりできません。私もしょっちゅう思っていました。心が悲鳴をあげていたので、ゆっくり寝たい…、立ち止まりたい…、自分を取り戻す時間がほしいと。

シングルマザーは心に大きなダメージを負いながらも、日々精一杯のぎりぎりの状態で生活をしている人も多いと思うのです。徐々にですが、傷は癒えていくので、それまで父親には待ってもらってもいいのではないかと思います。

さて、私の事に話を戻します。

うちの場合は、前夫と子供たちはしょっちゅう会っていました。

私が離婚後すぐに看護学生になったので、子供たちが病気になった時は前夫の母親(子供にとって祖母)に多くのサポートをしてもらっていました。

上の子が喘息があり、本当に体が弱かったので、元義母さんの助けがなかったら、もっともっと大変な思いをしなければいけなかったと思います。だから、たくさん助けてくれたことには深く感謝しています。

しかし、私は元義母さんのことは大嫌いです。これからも、大嫌いだと思います。

以前は恨んでいたと思います。でも、今は恨みから大嫌いにランクが引き下がりました。時間が経つという事は、いろんな感情を少しずつ和らげてくれるものです。

大嫌いな元義母のくせに、よく助けてもらえたよな、よく甘えられたよな…と思われる方もいるかもしれません。

でも私は、子供たちが病気になった時に助けてもらったことに深く感謝はしていますが、当たり前だとも思っています。

だって、自分の孫ですよ?自分の息子の子供たちです。赤の他人じゃないんです。

元義母さんは私を助けているかもしれませんが、同時に子供たちを助けていたのです。祖母なんだから、孫が大変な思いをしているときに手を貸すのは当たり前だと思います。

離婚前、子供たちのことを本当に本当に可愛がって愛してくれた元義父母さんたち。離婚したから、はい、他人ってわけにはいかないと思います。

私はそれだけはしてほしくないと思っていました。それって、子供たちを捨てると同じ事じゃない?と思います。子供たちは何も悪くないんです。

ですが、看護学生時代に私の事に腹を立てた元義母さんは、「もう子供たちと縁を切る。子供たちの面倒は見ない」と言ってきたことがありました。

腹を立てた理由は私と前夫が喧嘩をしたのです。

前夫は相手を打ち負かさないと気が済まない人なので、私を打ち負かす手段として、子供を見ないという切り札を出してきていました。

私は看護学生だったし、子供の体が弱かったので、前夫側からのサポートが必須だったことを知っての切り札でした。

私は助けてもらっている立場上、言いたいことも我慢していましたが、本来、大きな恨みや憎しみや悔しさを抱えており、それがいっきに爆発しました。

助けてもらっている以上、爆発することはよくないと分かっていましたが、その時はどうしようもなかったのです。

そこで前夫に口ごたえをした事で前夫は「子供たちの面倒は見ない。あなたが嫌だから子供たちとも縁を切る」と言い出したのでした。それでは困ると思った私は(自分のためだけでなく、子供のためにも困ると思いました)、元義母さんに電話で相談をしました。

すると、元義母さんは「桃子ちゃんは離婚したのに、私たちに助けてもらっているよね。助けてもらっている人が息子に口答えするなんておかしい。口答えできる立場ではないでしょう。頭を下げることが普通でしょう。」と言ってきました。

前夫家族は、子供たちのサポートをしている以上、私が口答えしたり反論したりせず、頭を下げ続けていないといけないと思っていました。

だから私と前夫が喧嘩になったとき、元義母さんは「子供たちとはもう会わない」と言ってきたのです。

私はこの時ばかりは言いようもない怒りがわきました。そもそも何で離婚になったのか?前夫だけが悪いわけではないけれど、大きな原因は彼にありました。

私は何も、趣味で看護学校へ行っているわけではないのです。自立するために、子供たちを大学まで行かせてやりたい、不憫な思いをさせないために収入を得るために、歯を食いしばって行っているのです。

その時、私は自分の事は何とかなると思いました。学生生活は何とかするしかないので、子供が病気になっても何とか対応をしていこうと思っていました。

でも、子供たちがあまりにもかわいそうだと感じました。

私は前夫が浮気により家を出て行ったとき、彼は家庭を、そして子供たちを捨てたと思っていました。だけど、離婚後も子供たちを支え続けてくれ、父親でい続けてくれていて、そのことは認めていました。

でも、この件で、子供たちが捨てられたのは2回目だと思ったのです。

子供たちは何も悪いことをしていないのです。私の事が嫌いだったり、憎いということは仕方ないことです。

でも、子供たちには何の関係もないことです。どんなに私が嫌いでも、子供の父親なのです。

そして元義母さんの言っている事には一理あるのかもしれません。

しかし、私だって人間です。何でもかんでも流して頭を下げ続けることなんてできなかったのです。

元義母さんも腹が立ったのかもしれませんが、子供たちとはもう会わないと言ってきたことは、本当に許せない事でした。

長くなったので、

再婚後の前夫との関係。②に続きます。

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