上の子(小学6年生)のいじめ問題②

上の子(小学6年生)のいじめ問題①からの続きです。

1月某日、6年生の子供は第一志望中学校を受験しました。

とても、とても緊張していました。

受験を終えた後、子供に試験はうまくできたかたずねると、「算数と面接がうまくできなかった」と答えました。

中学受験の算数は小学校で習っている事とは違う、かなり難しい問題が出題されます。

中学受験を経験していない私も夫も算数の問題をみても解けません。

お恥ずかしい話ですが、私は解き方をインターネットで調べても、答えの解説を読んでもいまひとつわかりませんでした…。(泣)

子供は国語と理科と社会は得意でした。もともと、暗記物が得意だったので社会は過去問でもかなり良い点数が出ていました。

だけど、塾では受験算数は5年生の時点でひととおり終わっているという状況でした。子供が受験勉強をはじめたのが6年生になってからだったので、1年分の算数の差はなかなか追いつけませんでした。(もっと調べて、算数が追いつけるように対策をしていればよかったのだと思います。)過去問もなかなか合格点にいかないような状態が続いていました。

算数が苦手だとわかっていたので、冬休み前には個別指導を入れたりして対策もとっていたけど、きっともっと違う方法があったのだと思います。

受験が終わり、算数ができなかったと知り、これは多分合格はしていないだろうと思っていました。子供も、「落ちているかもしれない」と言っていました。

「もし落ちていたら、地元の中学校に行くことになるけど大丈夫?」と子供にたずねると、

「大丈夫じゃないよ。行きたくない。でも落ちていたら仕方ないよ。3年耐えればいいんでしょ」とうつろな目で答えました。

「やっぱり、〇〇(2学期に殴られたクラスメイト)がいるから、行きたくないの?」と聞くと、「うん」と答えます。

「それに不良もたくさんいるから」と言います。(地元中学は荒れているという噂ですが本当はどうか分かりません。でも、たぶん荒れていると思います。)

第一志望校の受験も終わったので(合格発表はまだでした)、いよいよ学校で〇〇さんの事について担任と話すことに決めました。

その前に、私は〇〇さんという子について全然知らなかったので、子供の友達のお母さん(私のママ友)に電話して、〇〇さんについてたずねてみました。

そこで教えてもらったことは以下の事です。全てを鵜呑みにするわけではないけど、ママ友3人ほどにたずねると以下のような事を教えてくれました。

「〇〇さんは相当素行が悪く荒れている子供で、その子に目をつけられた子で不登校になった子もいた。だから、今その子に目をつけられているなら、学校の先生にちゃんと言って守ってあげないとだめだよ!!

かなり暴力もふるうし、キレる子で、学校の子供たちは腫れ物に触るような感じになってしまっている。」

〇〇さんに関するいろいろなエピソードも聞き、驚きました。そんな子がクラスメイトでいたなんて全然知りませんでした。

私は子供に〇〇さんとのこれまでの経緯などについてもっと詳しく確認してみようと思い、6年生になってからの事についてたずねました。

でも、子供は多くを言いたがりません。いろいろと聞くと、「ママはしつこい!」と怒ってきます。

けれど、「1学期からずっと殴られていた。殴ってくる理由はわからない。」と言いました。

私も夫も驚きました。1学期から?!!!え!!?という感じです。

ニコニコ学校に行っていたと思っていたのに。え?嘘でしょと思いました。

学校の先生も何も言ってこなかったのです。懇談もあったけど、何も言われたことはありませんでした。

「なんで教えてくれなかったの?」「やめてって言わなかったの?」

自分でもあきれるような質問(さらに子供を傷つける発言)を次々にしてしまいます。

「やめてって言ってもやめてくれない」と子供は言います。「ママには言うのを忘れていた」なんて言います。

「先生に言ったの?」

「言ったり言わなかったり。先生に言ってもその時は叱られて謝ってきても、あとから殴ってくるから。〇〇は先生に言っても、どうせ殴るのはやめない。だから先生にはもう相談しない」

これは、能天気に私が知らなかっただけで、子供は相当苦しんでいると思いました。もともと親にいろんな事を言わない子ですが、気づけてあげられなかったのは私の責任です。

そういえば、1学期から元気がない日があったな。学校が面白くないと言っていたな。修学旅行は〇〇さんが怖いと言ってたな…。いろんな事が思い出されます。

もっと早く気づいてあげれば良かったと思いました。

どうしようと悩みました。先生と話し合いをする日は決まっていました。夫にも相談しました。この子にとって何がいいのかよく考えないといけないと夫と話し合いをしました。

春には中学生です。第一志望校は落ちている可能性の方が高い。まぐれで受かるかもしれないけど…きっと落ちているだろう。冷静に考えると落ちている。どうしよう。受かっている私立の中学校は行かせたくても経済的に無理だ。

このままだと地元の中学校になる。それはそれで楽しいこともたくさんあるだろう。

〇〇さんが中学生になっても子供の事をいじめてくるとは限らない。それにこれから大人になるまでにいろんな苦手な人に出会うことはあり、そこは避けて通れないんじゃないのか。

けれど、〇〇さんが中学生になっても子供に暴力をふるってきたら?

他にも人数が増えて、いじめてきたら?子供はそのことを親に言うか?言わないことの方が多いだろう。

このままでいいのか?これも子供の良い経験になるのか?

誰しもが通る道?乗り越えないといけない道?

でも暴力をふるう子を怖がっているのに、乗り越えられるの?

いろいろと考えながら、子供が「3年耐えればいいんでしょ」と力ない声で言った事が頭から離れられませんでした。

とても悩みました。

3年って長いよな、と思いました。

私が過ごした中学3年間も長かったです。私が中学生の頃はとても不良が多く、私はまじめな生徒でしたが、私の友達が不良に目をつけられたことで私も暴力を振るわれたことがありました。

その時、怖くて何もできませんでした。目つきのおかしい金髪の先輩にトイレの中で胸倉をつかまれて、ほほをバシーンと殴られた時の恐怖は今も覚えています。

今同じ状況があったら、何かしら対応はできるかもしれないけど、当時の自分では無理でした。

地元の中学校に行く可能性の方が高いけれど、今ならまだ他の私立中学校を受けれるのではないか?

我が家の経済状況で行かせられる私立中学はないか?

そこからすぐにネットで情報収集しました。そして1校見つけました。その中学校は子供が努力すれば夢もかなえられる可能性のある学校でした。

そして、学校から帰ってきた子供に聞きました。

私が見つけた私立中学校を受けてみる気はないか?という事を。子供が受けないと言えば、受けなくても良いと思っていました。

でも、もし受験してみると言うのなら、やらせてみようと思いました。

「受かったら、入学できるから。勉強は大変だけど、勉強を頑張ればあなたの行きたい大学も夢じゃない」

子供は悩んでいました。

「また試験で算数ができないかもしれない、落ちるかもしれないと考えると辛くなる。」

そして、しばらく考えて言いました。

「受ける」

そして出願した後は、算数のできないところを徹底的に教えてもらうため、個別指導塾を探し、そこの先生と話し合いを行い、これまで解いた問題をみながら何が苦手なのかを割り出し、算数を勉強していきました。

今通っている塾の先生にも事情をお話しました。急遽、私立中学校を受けることにしたという事を。先生はお金はいただきませんと言い、塾の授業が終わった後、その私立中学の過去問を解かせて、その後マンツーマンで教えてくださいました。

子供は自分の進路のために頑張りました。

そして親の私たちは学校での話し合いに行きました。

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